地方銀行のリアル。住宅ローンの事前審査では何もしないって知っていましたか？
sorachiどうも、そらちです。
建売の一軒家を購入することにしました。
家を買うとなると、何千万円の借入が必要です。住宅ローンといえば、変動か固定か論争があります。
我々夫婦は現在も、変動vs固定で意見がまとまっていません。
そんな中、とある銀行の事前審査を受けてきました。そのときのお話を共有します。
目次
住宅ローンの組み方
まず住宅ローンの組み方について一応。変動か固定か論争は、果てしなくネット上のみならず、賛否両論ある話です。住宅ローンの組み方は大きく三つあります。
1. 全期間固定金利
- 特徴: 借入時に決まった金利が返済期間中ずっと変わらない。
- メリット:
- 毎月の返済額が一定で、家計の管理がしやすい。
- 金利上昇のリスクがないため、長期の安心感がある。
- デメリット:
- 変動金利や期間固定よりも金利が高い傾向がある。
- 借入時点の金利が高いと、そのまま固定される。
2. 全期間変動金利
- 特徴: 金利が半年ごとに見直され、返済額が変動する可能性がある。
- メリット:
- 借入時の金利が低いため、返済額が少なく済む場合がある。
- 金利が下がれば、返済負担も軽減される。
- デメリット:
- 金利上昇リスクがあるため、将来的に返済額が増える可能性がある。
- 金利が上がると返済総額が大きくなる。
3. 期間固定金利
- 特徴: 金利を一定期間（例: 5年、10年）固定し、その後は変動金利に移行する、または再度固定金利を選択できる。
- メリット:
- 固定期間中は返済額が一定で、金利上昇リスクを抑えられる。
- 全期間固定よりも低金利で始められることが多い。
- デメリット:
- 固定期間終了後に金利が上昇すると返済額が増える可能性がある。
- 再度金利を選択する際の手間が発生する。
我々の考え
我々の基本的な考えのポイント
- 金利1.5%以下なら全期間固定で十分
- ただし、そもそも今回の物件に一生涯、住むことをあまり想定していない
- 金利上昇リスクを許容できる資産状況
- 変動という選択肢もアリ
という感じです。シミュレーションしてみたりしていますが、どこまでいっても未来のことは分からないので、何も結論は出ません。
住宅ローンの申請から融資まで（一般的な）
住宅ローンを組む際には、借りたい金額と返済期間を決めます。その内容を、借入する人の年収や勤務先、信用情報などを元に銀行側が金利を決定します。
【事前審査の申請】5,000万円かしてほしい。全期間固定35年で返す。どう？
【事前審査】A商社勤務の年収1200万円なら返済も問題なさそう！金利安くても大丈夫だね。固定1.4%でいいよ！
【本申込み】あざす！じゃあＡ銀行にお願いします！
【本審査】書類の承認リレーも完了したんで、予定日に融資実行しますね～
【融資実行】あざす！
これが一般的なやりとりの流れです。
なので、変動か固定かは借りたい人が決めます。そこでみなさん悩むのです。
住宅ローンの申請から融資まで（我々のとき）
ところが、我々の事前審査では変動か固定かという話はありませんでした。
おすすめは10年固定金利です。ほとんどの方がこちらを選ばれます
ほう
保証料は～～団信というのは～～
ほう
では、こちらの申し込み書に記入をお願いできますか
ほう（事前審査の段階では変動か固定かは決めないのかな）
審査結果でました！金利0.9%です！何卒！
ほう（ん？これは10年固定一択なの？）
元々、ここの銀行では融資依頼するつもりは無かったので、特に突っ込みもせず流しておいたのですが、「どうしましょうか？これでいいですか？」とうフェーズはありませんでした。
何千万円の借金の申し込みなのに、選択肢も与えず言いくるめるように申し込み書を書かせる。これが地方銀行のリアルでした。
まとめ
我々はある程度のリテラシーを身に付けている方だったので問題なかったですが、変動や固定が分からない多くの方々がこの事前審査を受けると、自分が借りた金利が何を意味しているのかも分からないことだと思います。
銀行員に言われるがままに借りてしまう。という人が続出するのも頷けるような事前審査でした。
結局、変動？固定？について
今回の銀行だけでなくネットバンクも含めて事前審査を申し込みしているので、結果が出そろってから最終決定したいと思っています。
あなたは変動金利と固定金利、どちらを選びますか？ぜひ教えてください！
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