投資って何?なぜ株式投資だけがブーム?素人でもわかる解説

空前の投資ブームですね。

YouTuberが「保険はダメ!株式投資に全ツッパ!」と大合唱し、国はNISA制度を拡充したり確定拠出年金を拡充したり、学生ですら株式投資を始める時代となっています。

そもそも投資と言っても、投資先は「外貨」「金」「株式」「債券」「投資信託」「不動産」など様々あるはずです。

そもそも投資って何なのでしょうか。なぜ「株式投資」だけがブームなのでしょうか。

素人が思いのままにデタラメを書き連ねます。

投資とは、価値を変換すること

投資をするとなると、今持っているお金で株式を購入します。例えば、現金10万円で10万円の株式を購入します。このとき、現金から株式に10万円分の価値が変換されています。

価値の保存形態を「現金」から「株式」に変換する図

自分が保有している資産(価値)をどの形態で保存するかを選択すること。これが投資行為の意味です。

そういう意味では、自分の保有している資産(価値)をすべて現金で持っているということは、現金という形態で保存するという選択を取っていることになります。つまり、日本円に投資しているのです。

投資と消費の違いとは?資産形成の観点から徹底解説

では普段の買い物や光熱費の支払いはどうでしょうか。

変換というよりは、使ったらなくなっている感覚があると思います。お金がなくなる。そう、変換後の形態によっては、価値が消滅することがあるのです。

現金で鶏もも肉を買って(現金→食材への変換)、ガスコンロで焼き上げて(現金→電気代への変換)、味付けをして食べる(現金→調味料への変換)。これらの行為はすべて現金が何等かの形に変換されたあと、残っていないように見えます。変換後に形が残っていない、これが消費行動です。

現金1万円が、食材と調味料と電気代として消費され、それらがおいしい食事に価値変換された図

実際には、生命活動を維持することに変換されていますが、目に見える形では残っていないので無くなったように見えます。

資産形成とは、目に見える形で資産を作っていく行為と言えます。つまり、資産形成をするにあたって、消費行動は必要最低限に抑えた方が良さそうです。

なぜ株式投資が選ばれるのか?過去200年のデータが示す驚きの結果

では消費行動以外の価値の変換先は何があるでしょうか。外貨、金、株式、債券、投資信託、不動産、など様々です。その中のどれを投資先として選んでもいいはずです。目的は資産形成すること、資産を大きくすることです。

価値は常に変動しますから、より大きくなる形態で保有しておくと良さそうです。

それぞれの形態でどのような価値変動が起こってきたか、見てましょう。拾い画ですが、株式と国債と金と外貨($)の過去200年のリターン比較図です。

実質トータルリターン指数(1802~2003)のグラフ

【出典】ジェレミー・シーゲル. 株式投資

自分で保有している価値をどの形態で持っておくべきか、一目瞭然だと思います。株式が抜群に価値が上がっていますね。

だから皆、株式(及び投資信託)に投資をしているのです。現金($)で保有し続けている人と、株式で保有している人とでは、とんでもない差ができてしまいます。

価値の変換で未来の資産を築こう

投資とは、価値の変換のこと。変換先として株式投資が桁違いにリターンの期待値が大きいので、株式投資だけがブームであること。

ということだと思うのです。

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