年金運用9兆円赤字!?GPIFの運用実績を徹底解説!将来も安心?

去年11月にこんなニュースがありました。

9兆円ってとんでもない金額ですね。大赤字だそうです。

我々の年金はちゃんと支払われるのでしょうか。

2023年7~9月の運用実績 9兆1200億円余の赤字に

まずは記事の内容から。

我々の納めた年金はGPIFという国の機関が管理・運用しています。

“運用”ですから、株式や債券などに換えて運用しています。その運用実績が9兆円の赤字だったというのが今回のニュースです。

GPIFの資産配分の図

出典:https://www.gpif.go.jp/operation/the-latest-results.html

実際の今の運用状況は?

9兆円の赤字だったのは、2023年の7~9月期のこと。では昨年のトータルではどうだったのか?そもそも元本割れしているのか?

GPIFの公式HPにいくと、2001年以降の運用実績を見ることができます。

GPIFの資産運用成績のグラフ

トータルで年利4.26%で運用できていて、運用資産も248兆円あるようです。

十分な成績ですね。

まとめ

「GPIFが〇〇兆円の運用損失!」というニュースは定期的に出るのですが、たいてい一時的な損失を取り上げているだけですよね。

資産運用していたら、とある期間だけマイナスが出るのは普通のことなので、悪質なメディア誘導に負けないと思います。ですが、資産運用の経験が無かったら、9兆円の赤字と言われればそりゃもう大事(おおごと)だと思ってしまいますよね。だからやっぱり自分でも運用くらいしてみるべきなんだと思ってしまいました。

なお、今の年金の国の支払いは56兆円らしいので、1250兆円の資産があれば(4%の運用益50兆円)国もFIREできるというわけですね。我々も負けてはいられません。頑張りましょう。

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