【体験談】え?今月退去するのに1年分の保険料を払えっていうんですか?

1年1カ月を過ごした部屋をあとにし、残る思い出が過ぎ去りつつ。

そんなときに、知らない番号から電話がありました。おそるおそる出てみると、火災保険の会社でした。

どうやら火災保険料の支払いがまだなので支払ってほしいとのこと。

それは申し訳ない、と思い「振り込んでおきます」と言って電話を終えた。

家に帰ると、火災保険の払い込み書が届いていた。

よくよく見てみると、保険適用期間が先月からの1年間となっていた。

私が住むのは最初の1カ月だけだし、なんならもう月末ですけど!え?これ全額を払えっていうんですか?

と思って、さきほどの保険会社に確認すると「1年単位でのお支払いとなっておりますので」との一点張り。

「え?これ全額を払えっていうんですか?」

「これを払うことによる私のメリットはゼロですよね」

「支払わなかったとしても追い出されるだけですよね。私、もう退去する予定なので問題ないです」

「もう退去するのに保険の意味が無いですよね」

「御社以外の火災保険で入れば問題ないですよね?」

何を言ってダメでした。

堂々巡りのやりとりをしているときふと、先月あたりに管理会社が変わっていたことを思い出しました。

「前の管理会社からは、御社の火災保険に入る必要があるとは聞いていましたが、新しい管理会社からは何の説明も受けていません」

というと、「あ、そうなんですね。では管理会社の方に確認いたしますので少々お待ちください。また折り返し連絡いたします」

とのこと。

それから10分程度で、「そういう事情でしたら、今回は結構です。払い込み書は破棄してください」と一瞬で丸く収まりました。

まとめ

今回の事例では、退去後に火災保険料の請求を受けるというトラブルに見舞われましたが、相手の主張は真っ当でした。

しかし、なんとか穏便に逃れられないかとやりとりしていたところ、「新しい管理会社からは説明を受けていない」というキーフレーズを出すことができました。

実際のところ、そのまま支払わずに放っておいた場合はどうなっていたんでしょうか。

相手の主張に対して適当に問答して押し返している間に、何か手は無いかと思案することで回避できました。

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