アメリカンドリーム:妻が保有していた夢のテンバガー候補
どうも、そらちです。
パランティア・テクノロジーズという企業をご存じでしょうか。
今年になって株価が急騰し、NASDAQ100にも採用されたというニュースが流れています。
<米国株情報>パランティアやマイクロストラテジーがナスダック100に採用―スーパーマイクロ除外(ウエルスアドバイザー) – Yahoo!ファイナンス
なんとこの株を、私の妻が、保有していました。
パランティア(PLTR)とは
アメリカの大手データ分析ソフトウェア企業であり、ビッグデータの解析や活用に特化したソリューションを提供しています。以下にChatGPTによると下記の通り。
私の陳腐な理解で一言でいえば、「ピーターティールが作った軍事系のITソフトウェア会社」ですかね。ビッグデータとか言われてもイメージがわかないですし。ピーターティールの影響力はすごいですね。
基本情報
- 設立:2003年
- 本社:アメリカ・コロラド州デンバー
- 創業者:ピーター・ティール(PayPal共同創業者)、アレックス・カープ(現CEO)、他数名
- 上場:2020年9月(ニューヨーク証券取引所:ティッカーシンボル PLTR)
事業内容
パランティアは、データ分析プラットフォームを提供することで、政府機関や民間企業が複雑なデータを理解し、戦略的な意思決定をサポートしています。
- 政府向けプラットフォーム(Palantir Gotham)
- 主に国家安全保障、防衛、諜報機関向けのデータ分析ツールです。
- テロ対策や犯罪捜査、軍事作戦の支援に利用されています。
- 民間企業向けプラットフォーム(Palantir Foundry)
- 民間企業が業務効率化や予測分析を行うためのツールです。
- サプライチェーンの最適化、リスク管理、医療データ分析など、幅広い業種で利用されています。
この株を、妻は保有していました。
2022年、株価$7 買い時
我が家ではよく株の話をしています。「この株、買い時じゃない!?」「損切りするまでは損じゃない」とか言いながらコーヒーを飲んでいます。
2022年、とある夕食後の夫婦の会話
妻「パランティアが半分になった(ぴえん」
そらち「なんそれ」
妻「分からんけど、これから上がるらしい」
そらち「そんなんばっかりやな(hahaha」
妻「ナンピンするかずっと悩んでる」
そらち「買っとけ買っとけw」
私にとってはただの日常会話でしかなく、あまり覚えていません。(このときに買っていれば・・・
2024年、株価$70 底値から10倍
2024年に入り、パランティアの株価は$70を超えました。
妻は結局、ナンピン買いはせずにそのまま放置し続けて、今に致ります。なので10倍の利益を得たわけではないのですが。それでも$20くらいで持っているらしいので、株価で3倍以上になっています。さらに為替の影響でも1.4倍くらいになっているはずです。
テンバガー:保有し続けることの難しさ
私は今回の件で、テンバガーを達成するにあたって三つのハードルを感じました。
- 株を見つける壁
まずはテンバガー候補の銘柄を探し出す壁。ここが最初にして最大の壁と思いがちです。 - 下落局面での握力
本当の壁はここです。これは伸びるぞと思って買った株が下がり続けても持ち続ける胆力が必要です。多くの場合、小型株は株価が低いうちは一般に広く知られておらず、よく分からない株の株価がひたすら下がるのを眺めるだけ。それに耐えられるかどうか。 - 2倍3倍の”はしたカネ”に惑わされない
裏ボスはここにいます。下落局面を耐えきって、さあ待ち望んだ上昇局面。2倍3倍の多少の利ザヤには目もくれず、10倍しか見ない。そういう堅い意志がなければテンバガーは叶いません。
そう考えると、余裕資金の中でも無くなってもいいくらいの気持ちで放置。というのが最も確率の高い向き合い方なのかもしれません。総資産1,000万円の人が「10倍株を当てて総資産1億円に!」なんてことはなく、10万円くらいなら3銘柄に賭けてみてもいいか、と思えるとして「3万円が30万円になってばんばんざい」くらいの気持ちじゃないとテンバガー達成できないように思います。
そう考えるとやはり数千万円程度の資産のうちは、入金力が命ということですね。
まとめ
ということで、今回はテンバガーの実現の難しさを痛感しました。
ちなみに妻曰く、パランティアはまだまだこんなもんじゃないらしく、保有し続けるそうです。
先ほどの図でいえば、いつどんなときも常に10倍を目指している。そんなメンタルがテンバガーを実現させるのに必要なのかもしれません。
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